2011年1月16日日曜日

カンボジアのシェムリアップ州立病院訪問時の記録

シェムリアップ州立病院での訪問で、院長、副院長から説明がありました。

その内容をお伝えします。

  • ベッド数は250床で、医師40(8人が専門医、他は一般医)

  • 内科の疾患は結核(TB)、上気道感染症、マラリアが多い。HIVの患者が2700人いる。

  • 手術は15(帝王切開、骨折など)、手術費用は1100

  • 診断装置として、超音波(エコー)、内視鏡(上部消化管)、X線がある

  • 入院患者数は、150300人(患者数に従って薬は政府から支給されるが、ベット数の250人分まで)
  • 薬局は、外来用の薬局と手術患者用の薬局がある
  • 抗生物質の種類は10種類位を扱っている
  • 歯科の患者数は145人で抜歯が主である
  • 虫歯予防に何が大事かとの質問に対し、患者の栄養コントロールという答えが返ってきた
  • 眼科医は常勤医が1人、パートが1人いて、1日の患者数は10人位
  • 結核患者は1)払える人は患者本人が払う。240%を病院が払って、残りを患者が払う。3)貧しい人は政府が払う
  • 職員の給料は、病院の収益から払うが不足している。不足分は外国からの援助に頼っている



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